メインコンテンツへスキップ
作法

法事・法要

命日とは|月命日との違い・お供えと過ごし方

命日とは|月命日との違い・お供えと過ごし方
この記事のまとめ

命日とは故人が亡くなった日のことです。年に1度の祥月命日と毎月の月命日の違い、お墓参りやお供えなど過ごし方の基本をまとめました。31日に亡くなった場合の月命日の考え方や、命日から法要日程を出せる計算機つき。

結論

命日(めいにち)とは、故人が亡くなった日のことです。毎年めぐってくる同じ月日を祥月命日(しょうつきめいにち)、毎月の同じ日を月命日(つきめいにち)と呼び分けます。祥月命日は年に1回、月命日は年に11回。過ごし方に厳密な決まりはなく、お墓参りやお供えをして故人を思い出すことが供養の基本とされています。

この記事では、「命日」という言葉の使い分けと、当日の過ごし方の全体像をまとめます。祥月命日の語源やすることリストの詳細は祥月命日とはで深掘りしているので、言葉の意味を確かめたい方はこのままお読みください。

命日・祥月命日・月命日の違い

命日は、故人が亡くなった日のことで、忌日(きじつ・きにち)とも呼ばれます。日常会話で「命日」と言うときは、そこから派生した次の2つのどちらかを指していることがほとんどです。

出典: 小さなお葬式「命日とは?意味や基本的な過ごし方について解説」 https://www.osohshiki.jp/column/article/2189/

呼び方意味回数
祥月命日亡くなった月日と同じ日(例: 毎年4月10日)年1回
月命日亡くなった日と同じ「日」(例: 毎月10日)年11回

たとえば2025年4月10日に亡くなった方なら、毎年4月10日が祥月命日、4月を除く毎月10日が月命日です。月命日が年11回なのは、祥月命日と重なる月を除くためです。

出典: 日比谷花壇「月命日とは?命日の意味と月命日のお供えマナー」 https://www.hibiyakadan.com/item/LIFESTYLE_Z_0090.html

親族との会話や寺院への連絡では、「命日」だけだとどちらを指すか伝わらないことがあります。日付の話をするときは「祥月命日」「月命日」まで言い分けると行き違いが起きません。

命日の過ごし方

祥月命日の過ごし方として一般的とされているのは、次のようなものです。

  • お墓参りをする
  • 仏壇の前で手を合わせる
  • お供え物や花を供える
  • 年忌法要にあたる年は、法要を営む

出典: 小さなお葬式「命日とは?意味や基本的な過ごし方について解説」 https://www.osohshiki.jp/column/article/2189/

全部をこなす必要はありません。遠方でお墓参りが難しければ、自宅で手を合わせるだけでも供養になります。

お供えの基本

仏式のお供えは、線香やろうそく、果物などが基本で、殺生を連想させる魚や肉は避けるとされています(日比谷花壇の解説による)。故人が好きだったお菓子や飲み物を添える家も多くあります。お供え物の定番や金額の考え方、のしの書き方は法事のお供え物にまとめています。

月命日の過ごし方と「いつまで」

月命日は、祥月命日にくらべて家庭の中で静かに営まれるのが一般的です。故人が好きだった食べ物や飲み物、花を供えて、仏壇に手を合わせる。それだけで十分とされています。

出典: よりそうお葬式「月命日はいつまでなの?月命日ですることとは?」 https://www.yoriso.com/sogi/article/hoji-hoyo/hoji-hoyo-manners/tsukimeinichi/

月命日の供養には「ここで終わり」という決まりがありません。毎月欠かさず続ける家もあれば、月命日は何もせず祥月命日だけ丁寧に営む家もあります。続けるかどうかで家族が疲れてしまっては本末転倒なので、生活に合わせて無理のない形に整えて構いません。

31日に亡くなった場合の月命日

31日に亡くなった方の月命日は、31日がない月にどうするかという問題が起きます。この場合、30日など前倒しの日に故人を偲ぶケースが主流とされています。2月なら28日(うるう年は29日)が候補になります。

出典: 小さなお葬式「命日とは?意味や基本的な過ごし方について解説」 https://www.osohshiki.jp/column/article/2189/

これも厳密な決まりではありません。家の慣習や菩提寺の考え方があればそちらを優先してください。

命日は法要の起算日にもなる

命日は、故人を偲ぶ日であると同時に、すべての法要の日程を決める起算日でもあります。

亡くなった直後の忌日法要(初七日・四十九日など)は、命日を1日目として数えるのが全国的な一般式です。四十九日なら命日+48日にあたります(関西の一部地域では前日を1日目と数える流儀もあります)。

出典: イオンのお葬式「四十九日の計算方法と数え方」 https://www.aeonlife.jp/knowledge/manner/nittei_49nichihouyou

一周忌・三回忌・七回忌などの年忌法要は、祥月命日を基準に営みます。回忌は「亡くなってからの年数に1を足した数」で数えるため、三回忌は満2年、七回忌は満6年の祥月命日です。今年がどの年忌にあたるかは、法要日程計算機に命日を入れるとまとめて確認できます。一周忌から五十回忌までの一覧は回忌早見表へ。

年忌法要の年の祥月命日は、お墓参りやお供えだけで済ませず、法要の準備が要ります。日程の決め方や祥月命日にすることの全体像は祥月命日とはで説明しています。

地域・宗派による違い

命日の過ごし方やお供えの慣習は、宗派だけでなく、地域や寺院、家ごとの考え方によっても異なります。この記事は一般的な例のご紹介です。迷ったときは、菩提寺や親族の年長者に確認するのが確実です。

関連ページ

#命日 #月命日 #祥月命日 #供養

よくある質問

命日とは何ですか?

故人が亡くなった日のことで、忌日(きじつ・きにち)とも呼ばれます。そこから毎年めぐってくる同じ月日を祥月命日(しょうつきめいにち)、毎月の同じ日を月命日(つきめいにち)と呼び分けます。

命日と月命日の違いは何ですか?

祥月命日は亡くなった月日と同じ日で年に1回、月命日は亡くなった日と同じ「日」で祥月命日の月を除いた年11回です。たとえば4月10日に亡くなった方なら、毎年4月10日が祥月命日、それ以外の毎月10日が月命日です。

命日には何をすればいいですか?

お墓参り、仏壇の前で手を合わせる、お供え物や花を供える、年忌法要にあたる年は法要を営む、といった過ごし方が一般的とされています。厳密な決まりはなく、故人を思い出して手を合わせることが供養の基本です。

31日に亡くなった場合、31日がない月の月命日はいつですか?

31日がない月は、30日など前倒しの日に故人を偲ぶケースが主流とされています。厳密な決まりではないため、家の慣習や菩提寺の考え方に合わせて構いません。

月命日の供養はいつまで続けますか?

月命日には「ここで終わり」という決まりがありません。毎月続けるかどうかは家庭ごとの事情によります。生活に合わせて無理のない形に整えて問題ありません。

出典

  1. 小さなお葬式「命日とは?意味や基本的な過ごし方について解説」
  2. 日比谷花壇「月命日とは?命日の意味と月命日のお供えマナー」
  3. よりそうお葬式「月命日はいつまでなの?月命日ですることとは?」
  4. イオンのお葬式「四十九日の計算方法と数え方」
  5. 小さなお葬式「回忌の正しい数え方を解説!」