十三回忌は亡くなってから満12年の祥月命日に営む年忌法要です。2026年に営むのは2014年に亡くなった方。服装は平服(略喪服)が中心になり、お布施に決まった金額はありません。命日から日付を出せる計算機つき。
十三回忌は、故人が亡くなってから満12年の祥月命日(しょうつきめいにち・亡くなった月日と同じ日)に営む年忌法要です。2026年に十三回忌を迎えるのは2014年に亡くなった方です。服装は平服(略喪服)が中心になり、お布施に決まった金額はありません。正確な日付は法要日程計算機に命日を入れると確認できます。
このページで扱うのは、十三回忌の「いつ・服装・お布施」の3点です。回忌全体の数え方一覧は回忌早見表、規模の絞り方や複数の法要をまとめる併修の実務は七回忌はいつ?に譲ります。
十三回忌はいつ?数え方
十三回忌は、亡くなってから満12年の祥月命日に営みます。回忌は「亡くなってからの年数+1」で数えるため、13年後ではありません。
出典: 小さなお葬式「回忌の正しい数え方を解説!」 https://www.osohshiki.jp/column/article/1305/
| 命日 | 七回忌(満6年) | 十三回忌(満12年) |
|---|---|---|
| 2014年9月3日 | 2020年9月3日 | 2026年9月3日(木) |
七回忌から十三回忌までは6年空きます。年忌の間隔がいちばん延びる区間のひとつで、「今年がその年だったか」を家族の記憶だけで判断するのは危うい時期です。法要日程計算機に命日を入れれば、十三回忌の日付と曜日がすぐ出ます。
当日が平日なら、周辺の土日への調整で構いません。習わしとして前倒しが基本のため、候補は命日より前の土日から選びます。先に菩提寺の都合を押さえてから親族に打診する順番だと、日程が二転三転しません。
十三回忌は「大日如来」の法要とされる
亡くなった方の法要ごとに13の仏さまを当てはめる信仰を、十三仏(じゅうさんぶつ)と呼びます。全日本宗教用具協同組合の解説によると、初七日の不動明王に始まり、十三回忌は大日如来(だいにちにょらい)にあたるとされています。
出典: 全日本宗教用具協同組合「十三仏の話」 https://www.zenshukyo.or.jp/5530/
十三回忌の案内状や寺院の掲示で「大日如来」の名を目にしたら、この十三仏の考え方が背景にあります。ただし十三仏をどう扱うかは宗派や寺院によって異なるため、掛け軸を飾るかどうかなどの実務は菩提寺の案内に従ってください。
服装は平服(略喪服)が中心
三回忌以降の法要では略喪服を着用できるとされています。十三回忌ともなると、施主も参列者も平服(略喪服)で営むのが一般的です。
出典: 小さなお葬式「十三回忌の次は何回忌の法要?」 https://www.osohshiki.jp/column/article/1197/
注意したいのは、法事の案内にある「平服」は普段着という意味ではないことです。黒・紺・グレーといった控えめな色のスーツやワンピースを指します。Tシャツやジーンズで出向くと浮いてしまいます。案内を出す側は「平服でお越しください」と書き添え、受け取った側で迷ったら法事の服装の目安を参考にしてください。
お布施の目安の立て方
お布施に決まった金額はありません。仏教界の連合団体である全日本仏教会は、お布施の価格を一覧表示した葬儀情報サイトに削除を要請し(2011年)、お布施は対価ではなく喜捨の精神によるものという立場を示しています。十三回忌のお布施だけを集計した信頼できる公開調査も、現時点で確認できていません。
出典: 全日本仏教会「『葬儀本.com』に掲載されているお布施の価格一覧に対して削除の要請」(2011年) https://www.jbf.ne.jp/info/detail?id=14230
金額の目安は、外のサイトではなく身近な二つの窓口で立てるのが現実的です。ひとつは菩提寺に「皆さまどのくらい包まれていますか」と率直に尋ねること。もうひとつは、七回忌までを仕切った親族に、これまで包んできた額を聞くことです。袋の書き方や渡し方はお布施の相場と渡し方にまとめています。
参列する側の香典は、四十九日を過ぎているため表書きは「御仏前」を使うのが一般的です。金額の考え方は法事の香典相場を参考にしてください。
十三回忌の次はいつ?
次の年忌は十七回忌(満16年)です。以降は二十三回忌・二十七回忌と続きますが、真言宗など宗派・地域によっては、二つの間を取って二十五回忌として営む場合もあります。そして三十三回忌または五十回忌を最後の年忌(弔い上げ)とすることが多いとされています。
出典: 小さなお葬式「十三回忌の次は何回忌の法要?」 https://www.osohshiki.jp/column/article/1197/
この先の年忌をどこまで営むかは、家と菩提寺の考え方によります。一覧で確かめたいときは回忌早見表へ、弔い上げの考え方は三十三回忌はいつ?で説明しています。
宗派・地域による違い
十三回忌の営み方・服装・十三仏の扱いは、宗派だけでなく、地域や寺院、家ごとの慣習によっても異なります。この記事は一般的な例のご紹介です。迷ったときは、菩提寺や法要を担当する寺院に確認するのが確実です。
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よくある質問
十三回忌は亡くなってから何年目に行いますか?
満12年の祥月命日(亡くなった月日と同じ日)に営みます。回忌は「亡くなってからの年数に1を足した数」で呼ぶため、13年後ではありません。2026年に十三回忌を迎えるのは、2014年に亡くなった方です。
十三回忌の服装は平服でいいですか?
三回忌以降の法要では略喪服を着用できるとされており、十三回忌は黒・紺・グレーなどの平服(略喪服)で営むのが一般的です。平服は普段着という意味ではないため、Tシャツやジーンズは避けてください。施主からの案内に指定があればそれに従います。
十三回忌のお布施はいくら包めばいいですか?
お布施に決まった金額はありません。仏教界の連合団体である全日本仏教会も、お布施は対価ではなく喜捨によるものという立場を示しています。菩提寺に「皆さまどのくらい包まれていますか」と直接尋ねるか、親族の年長者に確認するのが確実です。
十三回忌を他の法要とまとめてもいいですか?
複数の法要をまとめて営む併修(へいしゅう)は七回忌以降で可能とされているため、十三回忌も対象になります。日取りは命日の早いほう、または回忌の数字が少ないほうに合わせるのが基本です。菩提寺に相談してから決めてください。
十三回忌の次の法要はいつですか?
十七回忌(満16年)です。以降は二十三回忌、二十七回忌と続きますが、真言宗など宗派・地域によっては両者をまとめて二十五回忌として営む場合もあります。三十三回忌または五十回忌を最後の年忌(弔い上げ)とすることが多いとされています。
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